オリジナル詩

自己満足200％で書いているオリジナル詩を再び突発的に投下してみます～。
前回投下して、感想頂いたのが嬉しかったのでｖ


これは前に載せた詩よりもずっと最近に書いたやつです。
そんで、前の詩よりもずーっとわかりにくいかと…。
しかもあんまり明るい詩ではないです。


それでも読んでみたいなんて方はつづきでどうぞ！

『時の雨の落ちる夜』


この夜には
薄暗い街灯と
雨粒しかなくて

黒い雫の砕け散る音は
どんなに密やかでも
波紋を呼んで

やがて波は
ひらひらと
干渉し合って
掻き乱して

零れそうなくらい
飛沫を上げるの

ひとつ
ふたつ
またひとつ

一滴ごとに
記憶の粒が
跳ね回る

消えそうな光に
一瞬だけ色付いた
あの日の涙には
何が入っていたのだろう

湿った朽木の側で
たった今弾けた水滴には
何が込められているのだろう

時の雨が落ちる夜に

私は森で迷子になる



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雨音を聞きながらうつらうつらしてたときに、急に書きたくなって書いた詩です。
前半部分は半分寝ぼけながら布団の中で携帯握って打ってました（笑）

こう…何か小さなきっかけで心がざわついて、落ち着かなくなってどうしようもなくなって…ということを書きたくて。
別にそれは雨音じゃなくてもいいんです。小さな一言とかでも何でも…。

あと、深夜に響く雨音の雰囲気がすごく好きなのでその雰囲気を出したかったのもあります。


ここまで駄詩にお付き合い下さりありがとうございました！